【指標種のこと知って図鑑!】 vol.11 ツマグロヒョウモン
みなさんこんにちは。
「指標種のこと知って図鑑」、今回はツマグロヒョウモンについて話していこうと思います。
とは言っても実は私もこの生き物の事をよく知りません。
なので、内容はライトなものとなっていますが、暖かい目で見ていただけると幸いです。
さて、早速説明していこうと思います。まず下の写真を見てください。
実は私はこの‘ツマグロヒョウモン‘という名前を見たとき、あまりにも聞きなれない名前なので見たことがないと思っていましたが、少し調べてみると、見覚えのある生き物だったのでびっくりしました。このチョウを皆さんもどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
それではそんな、「名前の知らないオレンジ色のチョウ」こと、ツマグロヒョウモンとはどの様な生き物なのでしょうか?
ツマグロヒョウモンは南西諸島から本州に生息しています。
もともとは南方系のチョウで、園芸用の植物に紛れて広がっていったようです。
また、幼虫はすみれ類の植物を広く食べるため、みなさんも近所の花壇や公園などで見かけたことがあるかもしれません。因みに幼虫の姿はこれです。
こちらも見覚えがあるかもしれませんね。
4月~11月に活動しており、大きさは27~38mmほど。色は写真のとおりオレンジ色に外側が黒色、黒い斑点模様をしています。
体内に毒を持つマダラチョウに擬態して、このような姿になっているそうです。
画像:マダラチョウ
最後に少し、チョウについて小話を一つ。チョウとガの違いについて話そうと思います。
チョウとガの違いは活動時間(昼か夜)、触覚の形状(毛がはえているかどうか)とまり方(羽を閉じて止まるか開くか)だそうです。
ですが、それぞれに例外がいるそうです。
今回説明したツマグロヒョウモンも羽を開いて止まっていますね。
なので、チョウが飛んでいるのを見かけたら「もしかしたらガの仲間かも!?」と思ってよく観察してみるのも面白いかもしれません。
知識がなくあまり深い話はできませんでした、すみません・・・。
ただ、公園や庭などでこのチョウを見かけた時に「そういえばどこかで名前を聞いた事があるな」とこの話を思い出していただけると嬉しいです。
また『次回の指標種のこと知って図鑑!』もお楽しみに!
大同大学 2年 伊藤達哉